IIS と Tomcat 5.0.* 系 ( 及び 5.5.* 系 ) の連携
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本ページでの使用環境

・Web サーバ側:
OS:Windows Server 2003 Standard Edition
IIS:6.0

・アプリケーションサーバ側:
OS:RedHat Linux 9
( Windows XP Professional 及び Windows Server 2003 Standard Edition でも同様の手順で設定可能です。)
Java:JDK 5.0 UPDATE 8
Tomcat:5.0.28

詳細は上述していますが、ここでは以下の環境が用意されていることを前提として説明いたします。

・Windows Server 2003 Standard Edition IIS 6.0 Web サーバ
・JDK 5.0 UPDATE 8 、Tocmat 5.0.28 がインストールされているアプリケーションサーバ


JDK 5.0 UPDATE 8 及び Tocmat 5.0.28 のインストール及び環境作成については下記のページを参照ください。

●アプリケーションサーバが Windows の場合:

JDK のインストール - Windwos 編-

Tomcat 5.0.* 系のインストール - Windwos 編 ( exe , zip ファイル ) -
ここでは exe ファイルからインストールした Tomcat を使用していますが、zip ファイルからインストールした場合も、 手順は同様です。

●アプリケーションサーバが Linux の場合:

JDK のインストール - Linux 編-

Tomcat 5.0.* 系のインストール -Linux 編 ( tar.gz ファイル ) -


★ Tomcat 5.5.* 系を使用した場合も本ページの手順と同様です。




Tomcat でアプリケーションサーバを構築し、Web サーバに IIS を利用したい場合があります。 以下に Apache Tomcat 5.0.* 系 ( 及び 5.5.* 系 ) と IIS 6.0 を連携する手順を記述します。

Web サーバ側 ( IIS ) とアプリケーションサーバ側 ( Tomcat ) を別の物理マシンにインストールした 場合も同じ物理マシンにインストールした場合も本ページの手順で連携可能です。




( 1 ) ディレクトリ構成の作成

Web サーバ側 ( IIS ) に Tomcat と連携するための設定ファイル等を配置するディレクトリを作成します。

ここでは以下のような構成としました。
以下のディレクトリ構成を作成
・C:\jakarta\bin
・C:\jakarta\jk
・C:\jakarta\auto
・C:\jakarta\logs






( 2 ) 設定ファイルの新規作成

以下のファイルを C:\jakarta\auto 配下に新規に作成します。

・uriworkermap.properties
・iis_redirect.reg





以下のファイルを C:\jakarta\jk 配下に新規に作成します。
・worker.properties





( 3 ) uriworkermap.properties の編集

C:\jakarta\auto\uriworkermap.properties に以下の内容を記述、保存します。

#
# Default worker to be used through our mappings
#
default.worker=ajp13
# Mount the Servlet context to the ajp13 worker
/*=ajp13
* 値は環境に合わせて書き換えてください。

上記の例では、「/*」すべてのリクエストを対象としています。

他の例:
/examples/*=ajp13

上記の例では、「/examples/*」
/examples/ 配下のリクエストを対象としています。

その他の例、詳細等は下記のドキュメントを参照してください。

Tomcat Connector Configuring IIS



( 4 ) iis_redirect.reg の編集

C:\jakarta\auto\iis_redirect.reg に以下の内容を記述、保存します。

REGEDIT4

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Apache Software Foundation\Jakarta Isapi Redirector\1.0]
"extension_uri"="/jakarta/isapi_redirect.dll"
"log_file"="C:\\jakarta\\logs\\iis_redirect.log"
"log_level"="emerg"
"worker_file"="C:\\jakarta\\jk\\worker.properties"
"worker_mount_file"="C:\\jakarta\\auto\\uriworkermap.properties"



( 5 ) worker.properties の編集

C:\jakarta\jk\worker.properties に以下のいずれかの内容を記述、保存します。

( 1 ) 以下の例は Web サーバとアプリケーションサーバが同一マシン上にインストールされている場合。

worker.ajp13.port=8009
worker.ajp13.host=localhost
( 2 ) 以下の例は Web サーバとアプリケーションサーバ ( IPアドレス 192.168.1.123 ) が別マシン上にインストールされている場合。

worker.ajp13.port=8009
worker.ajp13.host=192.168.1.123
* 値は環境に合わせて書き換えてください。

worker.ajp13.port=ポート番号 ( 8009 等 )
worker.ajp13.host= Tomcat 側アプリケーションサーバ名、もしくは IP アドレス ( 同一サーバの場合は localhost ) その他の例、詳細等は下記のドキュメントを参照してください。

Tomcat Connector workers.properties configuration



( 5 ) iis_redirect.reg の実行

上記 ( 4 ) で作成したファイル iis_redirect.reg をダブルクリックで実行します。

下記のダイアログが表示されますので、「はい」を押下します。





( 6 ) isapi_redirect.dll のダウンロード

ここでは、本ページ記述時の最新バージョンである jk-1.2.19 を使用します。ダウンロードしました。

以下のページより jk-1.2.19 のリンクをたどり isapi_redirect.dll をダウンロードして下さい。

archive.apache.org
http://archive.apache.org/dist/tomcat/tomcat-connectors/jk/binaries/win32/





( 7 ) isapi_redirect.dll の配置

ダウンロードした isapi_redirect.dll を C:\jakarta\bin ディレクトリ配下に配置します。






( 8 ) IIS の設定

1 、インターネット サービス マネージャー ( IIS ) を開きます。

2、[ Web サイト] - [ 既定の Web サイト] を選択して右クリックし [ 停止 ] をクリックします。





3、[ Web サイト] - [ 既定の Web サイト] を選択して右クリック、[ 新規作成 ] から[ 仮想ディレクトリ ] をクリックします。





4、以下の[ 仮想ディレクトリの作成ウィザードの開始] 画面が表示されますので [ 次へ ] をクリックします。



5 、[ 仮想ディレクトリ エイリアス] では [ エイリアス ] に「 jakarta 」と入力し「次へ」をクリックします。



6 、[ Web サイトのコンテンツのディレクトリ ] では [ パス ] に「 C:\jakarta\bin 」と入力し、
( もしくは[ 参照 ] より選択 ) 「次へ」をクリックします。



7 、[ 仮想ディレクトリのアクセス許可 ] では [読み取り] 、[ ISAPI アプリケーションや CGI などを実行する ] の
アクセス許可にチェックを入れ「次へ」をクリックします。




8 、次の [ 完了画面 ] で[ 終了 ] ボタンをクリックしインターネット サービス マネージャー ( IIS ) 画面に戻ります。



9 、[ 既定の Web サイト ] を選択して右クリック、プロパティをクリックします。





10 、[ 規定の Web サイトのプロパティ ] 画面が表示されますので [ ISAPI フィルタ ] タブをクリック、
[ 追加 ] ボタンを押下します。





11 、[ フィルタのプロパティの追加と編集 ] 画面が表示され、下記の値で ISAPI フィルタを設定し[ OK ]をクリックします。

フィルタ名 : [ jakarta ]
実行ファイル名 : [ C:\jakarta\bin\isapi_redirect.dll ]





12 、インターネット サービス マネージャーから、[ Web サービス拡張 ] を選択し [ すべての不明な ISAPI 拡張 ] を許可します。





以下のダイアログが表示されますので [ はい ] をクリックします。








( 9 ) Tomcat を起動します。

アプリケーションサーバ側の Tomcat を起動します。






( 10 ) IIS の再起動

コマンドプロンプトより以下コマンドを実行し IIS を再起動します。

# net stop w3svc
# net start w3svc







インターネット サービス マネージャー ( IIS ) 画面で [ Web サイト] - [ 既定の Web サイト] を選択して右クリックし [ 開始 ] をクリックします。






[ ISAPI フィルタ ] タブ内の jakarta の状態が「読み込み済み」 であることを確認します。 ( ミドリ色の上向き矢印 )
* 反映されるまで少し時間がかかることがあります。





( 17 ) 動作確認を行います。

下記のアドレスにブラウザでアクセスします。
http://localhost/

以下の画面が表示されれば成功です。
IIS を経由して、ポート 80 番 ( http://localhost/ ) で Tomcat にアクセスできることが確認できます。


* Tomcat 5.5.* 系を使用している場合は、Tomcat 5.5.* 系のトップページが表示されます。


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