6 、基本的な Java プログラム - 簡単な文字列の表示、数値の計算 -
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作業の準備

簡単な Java プログラムを作成して動かしてみます。まずは下記の作業準備を行ってください。

( 1 ) JDK がインストールされていることを確認します。
* java コマンド及び javac コマンドが正常に動作することを確認してください。

( 2 ) 適当な作業用フォルダを作成します。
ここでは、 C:\work という作業用ディレクトリを作成しました。


( 3 ) 任意のテキストエディタを用意してください。

( 4 ) コマンドプロンプトを開きます。

* 本ページでは、テキストエディタでプログラムを編集し、 コマンドプロンプトからコマンドでコンパイル、
実行する方法を記述していますが、 Eclipse 等のツールを使用されてもよいと思います。
テキストエディタと bat ファイルを使用することもできます。

Java のプログラム作成から実行までの順序は、「プログラム作成 - コンパイル- 実行 」となります。

・プログラム作成
プログラムを記述した ****.java ファイルの作成。

・コンパイル
javac コマンドでのコンパイル ( ****.class ファイルの生成 )。

・実行
java コマンドで作成したプログラムを実行します。




( 1 ) 文字列の表示

文字列の表示するプログラムを作成してみましょう。 プログラムは下記の Hello クラスになります。

ファイル名:Hello.java
public class Hello {
	public static void main(String args[]) {
		System.out.println("Hello!");
	}
}

上記のプログラムの簡単な解説

最も簡単な Java のプログラムです。

public class Hello { } というのは 「Hello という public な class 」であるという意味です。
class や public の意味は下記のページを参照してください。

2、簡単な「最低限の Java の基礎知識」

public static void main(String args[]) { } ですが、これはメソッド ( method ) といいます。 メソッド は「なんらかの処理を実行する単位」とここでは考えてよいと思います。 また、メソッド には自分で任意の名前をつけることができますが、この public static void main(String args[]) { } は、Java の中では、「特に指定しなければ、そのクラスを実行した時に一番初めに呼ばれるメソッド」となります。 ( main メソッドと言います。) つまり、Hello クラスを実行した場合、public static void main(String args[]) { } が実行されることになります。

System.out.println("Hello!"); ですが、System.out.println というのは、標準出力に ( ) 内の値を出力するメソッドです。
( ) 内の値、つまり、"Hello!" が標準出力に出力され、Hello! と表示されることになります。 "Hello!" の「"」ダブルクォーテーションは、"Hello!" とすることで Hello! は文字列であることをコンパイラに伝えています。

上記から、この Hello クラスを実行すると、標準出力に Hello! と表示されます。


実際に動かしてみます。

作業用フォルダにテキストファイルを新規作成して、「Hello.java」という名前で保存します。

C:\work\Hello.java

上記のソースをコピーし、「Hello.java」を開き、貼り付け保存します。

コマンドプロンプトから下記のコマンドを実行します。

コマンドの意味:
cd C:\work ( カレントフォルダを C:\work に移動します。 )
javac Hello.java ( Hello.java を javac コマンドでコンパイルします。 )

cd C:\work
javac Hello.java
上記コマンドの実行結果。


フォルダ内を確認すると下記のように、Hello.class ファイルが作成されています。


つづいて、コマンドプロンプトから下記のコマンドを実行します。

コマンドの意味:
java Hello ( Hello.class を実行します。 )

java Hello
下記のように表示されれば成功です。


System.out.println("Hello!"); の Hello! の文字を変更してみましょう。

例:System.out.println("Good Bye !") ;


( 2 ) String 型変数の使用

変数を使用したプログラムを作成してみましょう。
「1、文字列の表示」で使用した Hello クラスを変更して String 型変数を使って文字列を表示します。 Hello クラスを下記のように変更します。

ファイル名:Hello.java

public class Hello {
	public static void main(String args[]) {
		String tex = "Hello!";		
		System.out.println(tex);
	}
}

上記のプログラムの簡単な解説

String tex = "Hello!";
String 型の tex という名前の変数を作成し、"Hello!"という文字列を代入します。

System.out.println(tex);
String型の変数 tex を表示します。

上記から、この Hello クラスを実行すると、標準出力に Hello! と表示されます。


上記の ( 1 ) と同じ手順でプログラムをコンパイルします。
cd C:\work
javac Hello.java
プログラムを実行しましょう。
java Hello
下記のように表示されれば成功です。



また、下記のプログラムでも同じ結果が得られます。

ファイル名:Hello.java
public class Hello {
	public static void main(String args[]) {
		String texA = "Hel";		
		String texB = "lo!";		
		System.out.println(texA + texB);
	}
}

上記のプログラムの簡単な解説。

String texA = "Hel";
String 型の texA という名前の変数を作成し、"Hel" という文字列を代入します。

String texB = "lo!";
String 型の texA という名前の変数を作成し、"lo!" という文字列を代入します。

次に String 型の変数 texA と texB を連結して表示する処理が 書かれています。
System.out.println(texA + texB);

上記から、この Hello クラスを実行すると、標準出力に Hello! と表示されます。

上記のプログラムを Hello.java に上書き保存して、
コンパイル ( javac Hello.java) 、 実行 ( java Hello ) してみましょう。
( 3 ) int 型変数の使用と簡単な計算

int 型 ( 整数型 ) 変数を使用するプログラムを作成してみましょう。 プログラムは下記の Calc クラスになります。

ファイル名:Calc.java
public class Calc {
	public static void main(String args[]) {
		int i = 1;		
		int n = 2;
		System.out.println(i + n);
	}
}

上記のプログラムの簡単な解説。

int i = 1;
int 型の i という名前の変数を作成し、数値 1 を代入します。

int n = 2;
int 型の n という名前の変数を作成し、数値 2 を代入します。

System.out.println(i + n);
次に、int 型の変数 i と n を足して表示する処理を行います。

上記から、この Calc クラスを実行すると、標準出力に 3 と表示されます。


実際に動かしてみます。

作業用フォルダにテキストファイルを新規作成して、「Calc.java」という名前で保存します。

C:\work\Calc.java

上記のソースをコピーし、「Calc.java」を開き、貼り付け保存します。

コマンドプロンプトから下記のコマンドを実行します。

コマンドの意味:
cd C:\work ( カレントフォルダを C:\work に移動します。 )
javac Calc.java ( Calc.java を javac コマンドでコンパイルします。 )

cd C:\work
javac Calc.java
上記コマンドの実行結果。


フォルダ内を確認すると下記のように、Calc.class ファイルが作成されています。


つづいて、コマンドプロンプトから下記のコマンドを実行します。

コマンドの意味:
java Calc ( Calc.class を実行します。 )

java Calc
下記のように表示されれば成功です。


int i = 1 の数値の箇所ををいろいろ変えてみましょう。
例:int i = 365 ;


他の簡単な計算例:

・引き算
System.out.println(i - n);

・掛け算
System.out.println(i * n);

・割り算
System.out.println(i / n);

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